質問内容

中古住宅は消費税がかからないというのは本当でしょうか？
それならば価格も安くすみ、庭付きの広い家も望めるので、メリットが多いように思えるのですが、デメリットとしてはどのようなことが考えられるでしょうか？

弊社の回答

中古住宅の場合、売主様が一般の方であれば消費税はかかりません。ただし、売主様が消費税の課税業者である場合は、消費税がかかってしまいます。
 
確かに中古住宅は、一般の方からの購入であれば消費税もかからず、価格を安く抑えることができるので、メリットも多いと言えます。
 
しかし、消費税がかからないということは、一般的な消費者保護の法律が適用されず、購入後、建物に問題があることを発見したとしても、自己責任で対応していかなくてはならないということになります。
 
そして当たり前ですが、中古住宅は新築よりも建物寿命が短いことも考慮しておかなければなりません。中古住宅を選ばれる場合は、ご自身の年齢も考え、定年後に建物の老朽化によって建て替えを余儀なくされることがないよう、しっかりと吟味して選ばれることが大切です。
 
中古住宅が安いからと安易に飛びついてしまうと、修繕費が思いのほか高くついてしまったり、新築なら組めた有利な住宅ローンが組めない、ということも考えられますので、結果的に支払総額が高くなってしまうこともあります。
 
住宅購入の際には、まず、ファイナンシャルプランナーにしっかりと相談して、ご自身の希望に合った最適なマイホームをお探しください。