質問内容

騒音による近隣住民とのトラブルで、マンションから一戸建てへの買い替えを検討しています。
このようなケースは他にもあるのでしょうか？

弊社の回答

最近ではよくあるケースです。特に小さいお子様がいらっしゃるご家庭では、同様のケースが良く見受けられます。
 
このような問題は、以前より大きなテーマとされていて、各マンション建築会社も様々な防音対策を施してきました。しかし、お子様の足音などは特に下の階に響きやすく、完全に無音にすることは難しいようです。
 
分譲マンションには、「遮音等級」という数値が定められています。これは、マンションの防音性能を示す数値で、その数が小さいほど防音性能が高いとされています。例えば「L－50」と「L－35」では、「L－35」と記されているマンションの方が、防音性能が高いということです。
 
この「L－35」という数値は、現在、防音性能が優れているといわれていますが、この数値のマンションでも、お子様が飛び跳ねて建物に伝わる振動音を防ぐのは難しいといわれています。
 
集合住宅では、お互いに「音」に気を使って生活する必要があります。しかし、子供に「動くな」というのは無理な相談ですので、小さなお子様がいらっしゃるご家庭にとって「騒音問題」は、切っても切れない問題といえるのかもしれません。
 
このようなトラブルが起きてしまった場合には、まず管理組合に相談して、階下の住民と話し合いを持つことが有効です。話し合いによって、階下の住民の感じている音に対する苦痛を鑑み、それを改善することができれば、そのまま住み続けることも可能となります。
 
しかし、それでも問題が解決しない場合には、買い替えを検討しなければなりません。その際には、我々ファイナンシャルプランナーにお気軽にご相談ください。