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住宅コラム122 20代からのマネープラン

20代での独身社会人は「貯めやすい」時期であり、同時に「使いやすい」世代でもあります。皆さんの給与の使い方は大丈夫でしょうか。金融広報中央委員会が行っている「単身世帯調査」によると、20歳代の平均預貯金額は約200万円という結果が出ています。しかし、実はこの平均預貯金額は、金融資産保有世帯のみを調査対象としており、預貯金や株式や債券、保険といった金融資産を持っている人だけを集計した結果となっています。対して、そういった金融資産を全く持っていない20代の割合調査では、約50%という結果でした。つまり、金融資産をもつ20代の平均預貯金額が200万円である一方、ほぼ2人に1人が預貯金を含む金融資産がゼロという見過ごせない現実がおきているということが分かっています。そこで今回は、20代から考えるマネープラン、お金の考えと簡単な貯蓄方法について紹介していきます。
 

 

「コスト感覚」を身につけよう!

世の中すべてのものに対して、どこにどれだけのお金がかかっているかというコスト感覚を身につけると、見える世界が変わってきます。例えば、レストランで支払っているお金は、「食材+調理の手間+人件費+場所代」がその中には含まれていますが、このような「コスト」を考えることで、自ずと自分の収入と支出について、果たしてその金額は見合っているのかという疑問がでてくるはずです。
 

正しい節約方法を身に付けよう!

前述とつながりますが、どこにどれだけのお金がかかっているかのコスト感覚を肌感覚として身に付けることで、自分に不要な物が見えてくるはずです。ただ単純にすべてをケチるのではなく、「必要なもの」「不要なもの」、「見合うもの」「見合わないもの」で正しい価値観のもと、判断基準を明確にすることが大切です。
 

「天引き貯金」で確実に貯めよう!

もっとも簡単で確実な方法が「天引き貯金」です。その名のとおり、天引き方式で先に貯める分を差し引き、残りのお金で生活をするということです。年齢にかかわらず人間の意思は弱いため、使わないと心に誓っていても、目の前に現金があれば使えるものと認識してしまい、「残ったら貯めよう」という考えに行きつき、なかなか貯まらないからです。この方法で重要なことは、絶対におろさない口座を新規で開設し、入金のみの履歴しかない貯金通帳を持っておくと自然とためることができます。

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