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住宅コラム115 自分の住宅購入の上限金額

マイホーム購入の資金計画を立てる際、自分の年齢や収入で「いくらまで借り入れできるか」ということで悩まれている方も多いのではないでしょうか。実際の金額は各金融機関の細かい審査内容によって異なりますが、ここでは銀行から借り入れができる、おおよその目安の金額を出す方法についてご紹介していきます。
 

 

住宅購入の上限金額

住宅ローンを組む場合、金融機関では税込年収に占めるローンの総返済額(返済負担率)を融資の際の審査基準としています。年間返済負担率は、年収に応じて25%~35%以内としている金融機関が多いです。年収500万円の人が1年間に返済することができるローンの総額は、返済比率から考えると125万円~175万円までということになります。ローン総額ではなく、1年間の返済額である点に注意が必要です。返済期間を短期にするほど1年あたりの返済額が大きくなります。たとえば、3000万円の住宅ローンを組んだとして、10年ローンの場合、1年間あたりの返済額は300万円になりますので、年収500万円の人は基準を超えるのでNGとなる可能性が高く、30年ローンにすれば年間の返済額は100万円になりますので基準以下ということで審査が通る可能性が高くなります。
このことから、返済する年数が長いほどより多くの金額をローンとして組むことができる仕組みとなっています。また、契約時に借りる金利が安いほど多額の住宅ローンを組むことができます。
 

理想の住居費

「住居費は月収の3割」。引っ越し時に部屋を決める基準とする言葉では有名な格言です。住居費には月収の3割くらいが安心できる水準ですが、ローン返済額にも注意が必要です。住宅ローンの返済額は「住居費」になりますので、年収の30%となるとギリギリと言えます。それは、住宅ローンだけが「住居費ではない」からです。返済以外にも修繕費積立金、マンション管理費、駐車場代(マンションの場合)、固定資産税、都市計画税などの支払いがあります。それらを踏まえた場合、借り入れできる上限金額は35%と目安はありますが、実際は25%以下と考えておかないと、返済以外の負担に苦しむ可能性が高くなります。

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