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住宅コラム105 リフォームの失敗談【前編】 〜失敗しがちなリフォーム箇所〜

新築で建てた住宅であっても、10年から15年が経過してしまうと、家のいたる所で床や壁などにキズや腐敗などが目立ち、水回りや空調などといった設備部分の不調が現れてきます。多くのご家庭では、家の手入れとしてリフォームを…との判断になるかと思います。しかし、いざリフォームの業者を探してみると、内容や値段が様々で業者の選別が難しく、依頼してもトラブルが発生してしまう事例が多くあります。そこで今回、「リフォームで失敗しないためには?」ということで、前編では失敗しがちなリフォーム箇所を例に挙げ、改善ポイントをご紹介していきます。
 

 

失敗しがちなリフォーム箇所

1.洗面所のリフォーム
洗面所のリフォームは、水まわりの中でも後回しになりがちです。洗面所は家族全員が使う重要な場所であり、毎日の暮らしに影響を与えやすいポイントです。予算が不足する場合は「施主支給」を活用し、リフォーム業者と相談の上でコストダウンする方法もあります。洗面所は施主支給しやすい設備のひとつであり、欲しい機能とデザインを自分で選ぶことにより、快適な暮らしが実現できます。
 
2.システムキッチン
さらに重要となる箇所は「システムキッチン」です。この設備の機能を落とすと、家事の質も落としてしまうことになります。キッチンは、使っているうちに手間がかかってしまうなどの違いを実感しやすい場所でもあり、後悔が生まれやすい箇所でもあります。しかし、キッチンリフォームは金額が大きくなりやすいため、ここでは機能面でのグレードに対して優先度を上げ、機能にあまり影響がでない部分でのグレード調整を図るようにするのがコツとなります。
 
3.床
最後に、リフォームで最も重要となる箇所は「床」の部分です。予算の大部分を設備に割いてしまったことにより、部屋全体が安っぽくなってしまうなどの影響が出る失敗事例が多く見受けられます。毎日の掃除の手間も床材で大きく変わるため、インテリア性も含め、メンテナンス性や肌触りなどの機能面でも見栄えや生活スタイルが大きく影響する箇所でもあります。また、機能面で言えば、「床暖房」の設備の有無は重要となります。これは、後付けで設置できない設備となるため、リフォーム前に良く考えて予算配分を行うのが良いでしょう。
 
いかがでしたでしょうか。
次回の後編では、リフォームの契約前後で起こりやすい失敗事例を解説していきます。

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