生活の中心となる自宅で、常に気持よく過ごしたいと願う方がほとんどだと思います。しかし、掃除の時間がなかったり、場所によっては大掛かりになってしまい大変であったりと、常にきれいに保つのが難しいのが現状かと思います。収納法や断捨離などの書籍が本屋で多く並んでいますが、今回は違う視点での「ヘヤカツ」について前後編に分け、解説していきます。
　

　

そもそも「ヘヤカツ」とは？

「ヘヤカツ（部屋活）」とは、「部屋を活かす」という意味を持つ造語です。「ヘヤカツ」は、一風変わった「部屋づくり」という視点で、人生を変える「部屋づくりの考え方」を推奨しています。

人生を変えるには「考え方」から

ヒンドゥー教の教えにこのような言葉があります。『「行動が変われば、習慣が変わる。」「習慣が変われば、人格が変わる。」「人格が変われば、運命が変わる。」「運命が変われば、人生が変わる」』という言葉です。考え方と行動はリンクしていて、それは運命と人生をも変えてしまう力を持っているという教えです。
「ヘヤカツ」は、今までの断捨離や収納法などの考え方とは大きく違います。「ヘヤカツ」は、このひとつの「部屋づくり」という考え方を変えることで「人生を変える」という意味もこもっているのです。

そもそも快適な住まいって何？

「部屋づくり」に欠かせないのが「快適」というキーワードです。インテリアに凝っておしゃれという視点での部屋づくりもありますが、前提としてそこで毎日生活をするわけですから、快適な環境でなければいけません。では、快適な住まいとは何でしょうか。それは「片付けやすく、暮らしやすい」という事ではないでしょうか。
一般的に広い部屋に住めれば、収納が広く安心して物を増やすことができると考えます。しかし残念ながら、結果として整理しきれないスペースが生じ、そこは「快適ではない」環境となってしまいます。であれば、「断捨離」により必要最低限のものを…と考えますが、結果として事あるごとに足りないという事象が発生し、「快適ではない」環境となる可能性が高くなってしまいます。

以上、前編では「ヘヤカツ」の考え方と快適な住まいについて解説させていただきました。後編では、「ヘヤカツ」の具体的な実践方法についてご紹介していきます。

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