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住宅コラム95 ローコスト住宅について

最近「○○万円台の家」など、TVCMなどでよく目にするようになりました。いわゆる「ローコスト住宅」と呼ばれる家です。一生のうちにする大きな買い物といえば、住宅と答える方も多いかと思います。できるだけ安くしたいというのは当然ですが、一生住む家でもありますので、慎重に考えメリット・デメリットをしっかり抑えましょう。今回は「ローコスト住宅」についてメリット・デメリットを解説します。
 

 

ローコスト住宅のメリットとは?

ローコスト住宅のメリットは、やはりローコスト(低価格)で家が建てられることです。依頼主であるご本人が、品質やデザイン、耐震性、断熱性、遮音性などを、価格の割に優れている家だと感じれば、それがローコスト住宅のメリットとなります。
 

ローコスト住宅のデメリットは?

ローコスト住宅のデメリットは、挙げるときりがありません。というのも、低価格であるが故に多くの項目を犠牲にしている可能性があるからです。その中でもデメリットとして特に注意すべき点を紹介していきます。
 
1. 断熱性を意識する
断熱性の高い材料などはある程度の基準に則って採用されていると思いますが、そもそも安くできる理由として、業者が材料買い付けの独自ルートを持っている場合が多く、そこでコストを削減しています。5年、10年と長い期間で考えれば築年数が経つにつれて大きな差となって現れるのが「断熱性」と考えられるでしょう。これらを蔑ろにすると、「冬に寒くて夏に暑い」という現象が起こる可能性が高いです。

2. 使い勝手を意識する
低価格のひとつとして「間取りが決まっている」ということがあります。これは、どのような規格の間取りがもっとも安く作れるか、ということを業者が分かっているからです。そのため、コンセントや各間取りでの配置などは、自由に選べない可能性が高いとお考えください。

10年後の状態を考える

最後に、新築のイメージだけではなく10年後・20年後の自分と住宅をイメージするようにしてください。多くのお金をかけて建てた住宅が、10年後には自分に合わない作りになっていた、となってしまうと元も子もありません。あらかじめ10年後や20年後の生活をイメージし、家族の成長だけでなく自分達の老後のことまで考えた住宅選びが重要になってきます。

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