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住宅コラム66 住宅ローン返済に不安がある場合

住宅を購入しようと考え始めたとき、誰でも購入できる住宅の金額や今後の返済金額などを、ご自分の年収などから考える方が多いかと思います。ではそんなとき、何を基準にして検討していけばいいのでしょうか。

まず、自分のキャッシュフローを知ろう!!

キャッシュフローとは、簡単にいうとお金の流れのことをいいます。一定期間に入ってくるお金をキャッシュ・イン・フロー、出ていくお金をキャッシュ・アウト・フローといい、2つを総称して「キャッシュフロー」といいます。住宅ローンを組むうえで、キャッシュフロー表を作成することは、収入からみたお金の流れが細かく分かり、年間や長期的な全体像を把握するのに非常に役に立ちます。

次は住宅ローンの返済比率を知ろう!!

住宅ローンの返済比率とは、年収に占める住宅ローン返済額の割合のことです。住宅ローンの家計に占める割合が大きすぎると、ローンの返済に追われ、毎月苦しい生活を続けていかなくてはなりません。そうならないためにも、ご自分に合った返済金額の検討が重要なことになってくるでしょう。

家計に占める住宅ローンの割合はどれぐらいがいい?

総務省が発表している統計をみてみると、可処分所得(手取り)の20%以下が平均値となっているようです。20%を超えてくる返済比率の場合には注意しなければなりません。今後の生活において、オーバーローンになってしまう恐れがあります。

住宅ローン返済において不安となる要因は何でしょうか?

ここでは、主な不安の要因についてご紹介します。

・生活環境の変化

リストラや勤務先の業績の悪化などによる収入の減少により生活環境が変わり、住宅ローンの返済が厳しくなってしまう。

・購入後にかかる費用

住宅購入ばかりに気をとられ、毎年かかる固定資産税や修繕費、管理費など、購入後にかかる費用を全く視野に入れていなかった。

・子どもの教育費

お子さんが大きくなるにつれて、かかる教育費が想像していたよりも大きく、住宅ローンと合わせての支払いは厳しい。

・妻の収入

住宅購入時は、夫婦が共働きであったため住宅ローン返済に不安はなかったが、妻の収入をあてにしていたため、妻が退職したときに家族内での収入が減ったことで苦しくなった。

・定年後も続く住宅ローン

住宅ローンが定年後も続くため、返済していけるかが漠然と不安。

いかかですか。住宅購入を検討したときには、長期にわたっての家庭の流れをみるのがいいと思います。。家庭の流れを知るうえでも、ライフプランを立てることは有効的といえるでしょう。また、不安の解消方法として、ライフプランやキャッシュフローなど、住宅を購入する前に事前に確認、検討することが必要です。どのくらいの予算での購入がいいのか、家計に無理がないのかなど、専門家にアドバイスをもらいながらの住宅購入がベストな選択の第一歩になるのではないでしょうか。

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