火災保険は、建物や家財等の財産が、万一火災や自然災害・盗難等の被害に遭った場合に備え、損害に対して補償する保険となっています。近隣からの類焼の損害に備えるためにも火災保険には必ず加入するとよいでしょう。
 
また、火災保険では地震・噴火・津波を原因とする火災等の損害については補償されません。これらの損害に備えるためにも、火災保険とは別に地震保険の加入もいいかもしれません。
 
 
★火災保険
住宅用火災保険は、「建物の補償」と「家財等の補償」の2つの契約がメインとなり、また、その他各種の特約や、賠償責任保険、傷害保険等を組み合わせることができます。各商品それぞれにおいて、建物と家財の両方、もしくは建物だけ、家財だけ、といった加入の仕方も可能です。
 
 
★地震保険
地震保険は、「地震保険に関する法律」に基づいて、政府と民間の損害保険会社が共同で運営している制度になっています。損害保険会社の利潤を一切考慮せず、保険料は準備金として積み立てられており、地震災害により被災された方の生活の安定に寄与することを目的としています。
地震保険の保険金額は、火災保険の保険金額の30%～50%に相当する範囲までで、建物5,000万円、家財1,000万円が限度となります。詳しくは、ご加入の保険会社にて確認するとよいでしょう。
 
 

保険の種類と保障内容

★住宅火災保険
火災、落雷、破裂・爆発、消火活動による水濡れ・破損、風・ひょう・雪災、臨時費用、残存物取片づけ費用等があります。
 
★住宅総合保険
住宅火災保険の補償内容に加えて、外部からの落下、衝突・飛来、給排水設備の事故等による水濡れ、騒じょう等に伴う暴力・破壊、盗難、持出し家財の損害、水害等をカバーできる保険です。
 
★店舗総合保険
店舗兼住宅向けで、住宅総合保険とほぼ同じです。建物への補償の他、什器・備品・家財への補償も備えることができます。
 
★地震保険
地震・噴火・津波を原因とする火災・損壊・埋没・流失による損害を補償します。火災保険に付帯して加入することになり、地震保険単独での加入はできません。

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