「マンション」が向いている人とは?
あなたが住宅を選択する時、最も重視する点はなんですか?
「利便性」を最も重要視するというあなたには、「マンション」が向いているといえるでしょう。
なぜ「一戸建て」ではなく「マンション」なのか?
駅の近くや、ショッピングセンターなどの大型施設の近くには、大きな高層マンションが立ち並んでいます。このような利便性の高い場所に住みたいと望む人は多いため、その周辺の地価は高く設定されていることが多いのです。このような土地に、自分だけの建物である「一戸建て」を建てるとコストがかかり過ぎてしまいます。そこで、たくさんの人が居住できる高層マンションならば、コスト的にも問題なく、皆でその利便性を共有できるというわけです。
最近急増する「共働き世帯」においては、通勤時間の短縮や、ショッピング施設等の利便性の良さを求める声が多いため、今後もマンションの需要は高まっていくことが予想されます。また、立地の良さだけでなく、セキュリティの高さや、ゴミ捨て等生活のしやすさ、ジムやスパ、ゲストルーム、最近で言うと、マンション専属コンシェルジュの常駐など、内部施設の充実もその利便性を高めています。
共用施設の充実と断熱性の高さから光熱費も節約できる!?
さらにマンションはその構造上、断熱性に非常に優れています。それは、居住部分が一層建てであることや、ベランダ側以外の外壁が、他の居住スペースに囲まれているためです。機密性が高いため、冷暖房の効率も良く、一戸建てよりも光熱費が比較的安価に抑えられるというメリットを持っています。
以上のように、マンションは利便性の高い立地に建っていることが多く、また内部施設的にも充実している。光熱費も安く抑えられるという利点もあるため、「利便性を重視し、快適な生活を求める」といった方に向いているといえるのではないかと思われます。
東日本大震災以後、安全性にも注目!
最後にもう一つ余談をお話したいと思います。東日本大震災以降、建築基本法の見直しもされ、マンションは、安全性の面でもその改善が図られています。エレベーターの非常電源の確保や、直近の販売物件では免震構造が施されていることも。震災以降、マンションの脆弱性を心配する声も多くお聞きしますが、今後このような問題は急速に改善されていくものと考えられます。
結論
「立地の利便性」「生活の利便性」を重要視する方には「マンション」が向いているといえます。
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