住宅コラム107 オープンハウスには行ったほうがいい!?
街角や不動産の広告、チラシなどで見かける「オープンハウス」。住宅購入を真剣に考えている方も、購入予定はないけども足を運んできれいなお家を見たいという方も「オープンハウスの見学」は有意義な時間ではないでしょうか。今回は、こちらの「オープンハウスの見学」に関するメリットをご紹介していきます。
オープンハウスを実施する理由
オープンハウスの多くは不動産屋さんが開催するものですが、それには多くのコストや手間がかかっています。それでもオープンハウスを行う理由は、「特別にその物件を売りたい」と思っているからです。時期や新築・中古などの状況によっても異なりますが、「早く売りたい」や「買い手が見つからないため、成約率を上げたい」などの思惑があります。
見学するメリット
業者がコストや手間をかけてまで売りたい物件を見学することは、一見すると「危ない」「騙される」などと思われがちですが、オープンハウスの見学には相当なメリットがあります。まず大きなメリットは「目を養うことができる」という点です。「百聞は一見にしかず」というように、自分に合った不動産を探すのならば、多くの見学と行動が重要になります。それが経験となり自分の目が養われていくのです。また、オープンハウスは気軽に見学できる貴重な機会であるため、不動産の購入予定がない方でも足を運び、目を養うことが将来の自分のためにもなるのです。
オープンハウスの見学には行くべき?
自宅の購入を真剣に考えている方はぜひ利用すべきだと思います。自分で不動産を探す場合、予算や立地、間取りなどの「自分の条件」を伝えて探しますが、その場合「自分が欲しい条件」のみでしか物件見学は行いません。また、不動産屋もお客様が買える範囲が決まっているため、予算以上の価格帯の物件を紹介しません。そこで起こるのが、似たような物件を複数件見るだけになってしまう、ということです。それでは「あるものから選ぶ」という発想になってしまいます。
しかし、オープンハウスの見学では、物件の種類から立地や間取りなどに関わらず、さまざまな物件を見る事ができます。自分が探している予算の数倍の物件を見学できることで、「金額」と「家のグレード」の相場観が身に付きます。それが自分の価値観となり基準となります。購入の際に高値掴みなどの失敗やリスクを回避できる知恵にも繋がるかもしれません。
本当に満足できる物件を選ぶためにも、オープンハウスなどを利用し基準を明確につかむことが、満足いく物件購入の近道となるでしょう。予算外や購入予定が無くとも気負いせず、気軽に活用してみるのが良いと思います。
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