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住宅コラム100 マンション購入失敗談【後編】

前編でご紹介したように、引き続きマンション購入後に経験した失敗談をまとめました。今回は後編として、失敗談の中でも予想でき、改善できたことを取り上げ、購入前に最低限抑えておく必要がある項目について紹介していきます。
 

 

購入前に予想できること

 
1. 割高なマンションを買ってしまった
割高だと気がつく方は、大抵の場合、売却時に初めて気がつきます。これは、予算や利便性などで購入を判断しているためであり、多くの方は資産価値に重きを置いていないからです。割高かどうかは、近隣の中古マンションなどをみると良いでしょう。新築でなくとも築3年・5年・10年と見ていけば、どのような推移で資産価値が下がるかが分かるはずです。将来、引っ越しの可能性がある場合は重要な項目となるため、売却も視野に入れての購入は必須項目であると考えましょう。
 
2. 税金や管理費が増額されて生活費が苦しい
固定資産税・都市計画税については税金の軽減措置が適用されているため、購入後の初めの数年間は金額が少なくそれほど負担はありません。業者の提示金額だけに惑わされず、数年後も見据えての最大での金額を見積もって考える必要があります。また、管理費なども同様で、将来的にはいくらまで上昇するのかを他のマンションの相場なども踏まえながら把握しておくと良いでしょう。
 
3. 窓が開けられなくて暮らしにくい
騒音や排ガスなどで「窓を開けられない」といったケースが多々あります。そのようなマンションの立地の場合、見学時に必ず全ての窓を開けて、騒音などをチェックする癖をつけてください。風通しなども考慮すると、無視できない窓が実は開けられない窓だったなんて話はよくある話です。光熱費などにも関係する項目なので、重要な項目と言えるでしょう。
 
4. 生活動線を考えていなかった
間取り図だけでは把握できない、日常生活する上での人の動き「生活動線」が、重要ですが意外と見落としがちな項目です。モデルルームなどがある場合は、実際に足を運んで生活スタイルをイメージし、家事をする際のイメージも含めて見学をしてください。ただ間取りを見るだけではなく、住んでいる気持ちになって見学にいくと得られるもの・見えてくるものが変わってくるはずです。

いかがでしたか。
これから購入を考えている方には、この失敗談をきちんと知識として蓄積して、失敗しないためにも改善できる項目は注意して、購入の検討をすすめていくことをお勧めします。

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