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住宅コラム98 「ヘヤカツ」について【後編】

快適な生活を目指して部屋をきれいにしてみたものの、結局同じように片づけられない生活にもどってしまうことってあるかと思います。「部屋を活かす」という意味がこめられた「ヘヤカツ(部屋活)」。快適な部屋づくりを目指して、前編では「ヘヤカツ」の考え方と快適な住まいについて解説していきました。後編では、「ヘヤカツ」の具体的な実践方法についてご紹介していきます。
 
 
 

「ヘヤカツ」の大原則

「ヘヤカツ」の言葉だけでは、何をするのかわからないと思います。実践していく上で大前提・大原則とするのが「きれいになる部屋をつくる」ことです。決して、「きれいな部屋をつくる」ことではありません。それでは「きれいになる部屋をつくる」実践ポイントについて解説していきます。

部屋に「道と流れ」をつくること

きれいになる部屋づくりには、部屋に「道と流れ」を作ることが重要なポイントとなります。それでは、3つの「道と流れ」をご紹介いたします。
 
1つ目は「掃除の道」です。掃除を短時間で終わらせることができる部屋にするのがポイントです。普通の住まいでは掃除機が通りにくい道などがあるかと思いますが、そこを改善していくように家具の配置などを改めて見直してください。また、大きさを変えるのも一つの手です。このように、部屋にあった「大きさ」の家具と「配置」が道づくりのポイントです。
 
次に2つ目は「食器洗いの道」です。皆さんのご家庭では、食事するテーブルからキッチンの洗い場、そして食器棚への流れはスムーズでしょうか。ここの道と流れが悪いと気が付かないうちに不要なものが溜まってしまうので、見直す必要があります。また、洗って乾いたものを食器棚にすぐ戻す習慣を身につけるのも重要です。
最後は「洗濯の道」です。脱衣所から洗濯機までの動線、そしてそこから干して片づけるまでの流れをスムーズにする道を見直してみてください。洗濯がすぐにできるように脱いだ衣類は脱衣かごに入れる習慣をつける。洗濯機のまわりは必要なモノだけを置くこと、そして、洗濯物を干すハンガー類もすぐに取り出せる工夫をすることがポイントです。

いかがでしたでしょうか。
「道と流れ」を意識して「きれいにする」ではなく「きれいになる」部屋を目指して「ヘヤカツ」を実践してみてください。快適な生活が、自分を変えて人生を良い方向へと導いてくれることでしょう。

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