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住宅コラム96 がん保険付き住宅ローンについて

住宅ローンを組む際には、こんな長期にわたって返済できるのか…考えるものです。そのような不安を取り除くために団体信用生命保険に加入し、ある程度のリスクを回避することができるような体制となっています。また最近では、更なる保険が登場しています。中でも三大疾病保障付き住宅ローンといったいわゆる「がん保険付き」をうたった住宅ローンが登場しています。今回は、その必要性について解説していきます。
 

 

がん保険付き住宅ローンの必要性

「がん保険付き住宅ローン」の特徴を簡単にまとめると、大きなメリットは「ガンと診断されただけで住宅ローンの残債がゼロになる」といったものです。さらに、ガンが治ってもその後ローンを払う必要はない、といった特徴を持っています。しかし、ローンを組んだ期間内は解約できないことや、金利が0.2~0.3%上乗せされるため月々の返済額が大きくなる、というデメリットが存在します。「病気で住宅ローンが返せなくなるのが不安」と考える方にとっては、非常にメリットの大きな保険商品と言えるでしょう。

がん保険付き住宅ローンを選ばない選択肢

メリットよりもデメリットを重く感じる人は少なくないはずです。保険料負担を考えてつけないというのであれば、やはり健康管理などが重要になってきます。住宅ローンを組むと、病気・ケガ・うつ病などで収入が減ったり、リストラにあったりなど様々なリスクを考える必要があります。健康管理も重要ですが、万が一の時に住宅を売却しても残債が残らない状態にする資産(お金)の管理も重要だと考えるべきでしょう。それにより、住宅を売却し、賃貸住宅などへの入居に変更するなど、他の手段を取ってリスクの回避もできるようになります。やはり「売却しやすい住宅を購入する」ことが重要となります。

最後に…

「がん保険付き住宅ローン」は本当にメリットが大きい金融商品だと考えられます。しかし、住宅ローンの返済リスクを気にするあまり、保険料が増大して家計の大きな負担になってしまわないよう、収入と支出とリスクのバランスを考えて判断していくことが重要です。

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