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住宅コラム93 DINKSと住宅【後編】〜住宅ローン〜

意外と見落としがちなDINKSの住宅購入。DINKSについては前回の記事で説明させていただきました。今回は「DINKSと住宅ローン」というテーマに焦点を当て、注意する点などをご紹介していきます。
 

 

DINKS世帯の住宅購入

DINKS世帯は、ファミリー世帯などに比べると「2人の収入がある」「教育費の出費がない」など、収入と支出の割合が大きく異なります。一般的なファミリー世帯よりも収入がある場合が多いため、住宅購入にかける金額も高くなる傾向にあります。しかし、注意点として考えなければいけない事が数多くあり、見落としがちな点も多くあります。以下に解説も踏まえ、紹介していきます。

将来の仕事継続リスクを考慮する。

DINKS世帯の中にも、どちらかが将来は仕事を辞める可能性があります。現在の夫婦の収入合算でローン総額が決まりますので、住宅ローンを組む際は高額なローンを組んでしまうと負担が多くなってしまうというリスクがあります。この対策としては、どちらか一方が辞めた後の収入についても考慮し、仕事を辞めた後でも返済できる額に抑えておくことが重要となります。それでも良い家に住みたいと思うのが心情です。住宅にかけられる金額を多くしたい場合は、退職後の生活費を想定し、現在の生活費用の見直しを行うことが重要です。支出を抑えて貯蓄ができれば、それだけ多くの選択肢を得ることが可能です。

ローン完済を定年とする。

DINKS世帯は、夫婦ともに日々の仕事や趣味に打ち込みつづけていたら40代にさしかかってしまった…なんて話は珍しくありません。そのため、住宅購入も遅くなる傾向にあります。ここで注意すべき点としては、35年のローンが組めるからといって安易に組んでしまわないことです。なぜなら、定年後を見越したゆとりある暮らしを実現するためには、収入が途絶える定年に住宅ローンを完済する必要があります。
最後に、30代後半になってから急に子どもが欲しくなるケースなどがあるため、家庭の支出のあり方に余裕を持っていくことが大切です。また、住宅購入の前に、夫婦で2人のライフプランについてよく話し合うとともに、頭金をしっかりと準備することが大切となります。

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