住まいのFP相談所
  1. ホーム >
  2. 住宅コラム >
  3. 住宅コラム92 DINKSと住宅〜立地と間取り〜

住宅コラム92 DINKSと住宅〜立地と間取り〜

近年、共働きで子供を持たない「DINKS」の世帯が増えていきています。国内全体では360万世帯以上となり、その数は年々増加傾向にあります。今回、DINKSの住宅事情について解説し、DINKS世帯に最適な住宅について紹介していきます。
 

 

家庭円満なDINKS世帯は立地で選ぶ

一般的には物件を検討する際に重視する項目としては、「間取り」「物件価格」「最寄り駅からの時間」「通勤アクセス」「部屋の広さ」などがあります。これらの項目でDINKS世帯が他のファミリー世帯よりも重要視しているのが「通勤アクセス」についてです。共働きであるDINKS世帯は、通勤が生活の中で最も重要な項目です。しかし、夫婦で同じ職場とは限らないため、どちらかを優先する必要があります。
では、妻と夫の通勤アクセスを考えた際に、どちらを優先するべきなのでしょうか。「家事の負担」というキーワードで考えるのならば、「妻」を優先したほうが住まいの満足度が高い傾向にあります。共働きであるDINKS世帯は、夫・妻ともにフルタイムで働いているのが一般的です。この前提をもとに、家庭生活円満のためには、妻の勤務先からドアツードアで30分圏内にある沿線・駅を選ぶほうが良いとされています。仕事と家事の両立を図るのであれば、妻の通勤時間をできるだけ削減するのが現実的です。

DINKSが選ぶ間取り

DINKS世帯の間取りは、50~60平米、1LDK~2LDKが一般的な目安と言われています。また夫婦の要望として、寝室以外に自分の部屋・空間が欲しいという要望が多くあります。つかず離れずの空間が夫婦円満の秘訣となるでしょう。1LDKならLDKの一部を自分の空間にできる間取りにする。予算に余裕があれば2LDKにして1部屋をお互いの部屋にする。また、3LDKにして、2人がそれぞれの部屋を持つなどの解決策があります。これらと併せて一戸建ても有力な選択肢となってきます。
他にもDINKSの場合、自宅に滞在している時間のほとんどは、朝と夜が中心ではないでしょうか。そのため、DINKS向きの間取りには、日当たりの良い南向きにこだわる必要はなく、価格帯が安めな北向きという選択肢もあり、その分広い空間を取った間取りを選択できるかと思います。
最後に、就寝、起床前後に身支度がしやすい間取りもポイントです。具体的には、寝室・クローゼット・洗面室・浴室の位置がつながっていることなどがあります。また、洗面室・浴室・クローゼットはゆとりがあることがポイントになります。「快眠できる空間」を意識して、部屋探しをするのが良いと思います。

松戸・ 柏・流山・市川の不動産に関するお悩みやご不安については、
住まいのFP相談所にお気軽にご相談ください。→ お問い合わせはこちら

〜 関連リンク 〜

0120050037 お問い合わせはこちら

Copyright © 2015 - 2024 住まいのFP相談所 All rights reserved.