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住宅コラム91 二世帯住宅のメリット・デメリット

人生の大きな買い物「マイホーム」。しかし、マイホームは欲しいけれど、多くの将来に対する不安があります。収入に対する不安、共働きによる子育ての負担、将来の親の介護の不安などが考えられるかと思います。最近経済情勢が安定しない影響もあってか、ここ数年で二世帯住宅を建築しようと考えている人が増えています。
そこで、二世帯住宅のメリット・デメリットについて簡単にまとめました。
 

 

二世帯住宅のメリットはコレ!

 
「住宅費用・生活費用の軽減」
二世帯住宅には、共有タイプ・完全分離タイプなど様々な種類が存在しますが、土地の共有化はもちろんのこと、住宅内の共有部を多くすれば建築費用の大幅な削減にもつながります。また、光熱費といった点でも非常に費用を抑えることができるため、日々の生活の負担も軽減されます。

「家事・育児のサポート」
幼い子供がいる夫婦には非常にメリットとなるポイントです。幼い子供を持つご家庭では、育児の負担が大きい時期に家事・育児などを助けてもらえるという安心感と、やむを得ず幼い子供だけで留守番をさせなければいけない場面でも、親世帯に預けたりすることで精神的なゆとりも生まれます。共働きの多い時代だからこそ得られるメリットは大きいかもしれません。

二世帯住宅のデメリットはコレ!!

「価値観と生活リズムの違い」
親世帯と子世帯では、生まれ育った時代背景の違いから、価値観や意識、ライフスタイルなどが大きく異なります。そのため、嫁姑の問題でも大きく取り上げられるように、料理の作り方や味付け、掃除や洗濯の方法など些細な違いでトラブルになる場合があります。

「プライバシーの確保」
両世帯で共用するスペースが多い場合、自分の時間や空間を確保することが難しく、プライバシーを確保しにくくなります。そのため、ルールを作っておく必要があるかもしれません。二世帯住宅なので、同居と違うことを区別することで、干渉する・しないのルールづくりでストレスは少なくなるでしょう。

最後に、二世帯住宅もマイホームです。慎重に判断し、一緒に住む家族全員が心地よく住めるよう、住む前から家族全員でマイホームについて話し合うことをお勧めします。

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