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住宅コラム88 相続税について

最近では、相続税の控除額が変更になったこともあり、「相続税」や「相続税対策」といったワードをよく耳にするようになりました。そこで、今回の記事では相続税にテーマを絞ってお話ししたいと思います。
 

 

そもそも「相続税」って何?

人が亡くなると、その人が所有していた財産が配偶者や子供などに相続されます。相続税とは、この財産の移転に伴い課税される税金です。平成27年度の改正により、相続税が大増税され話題となりました。この改正の影響により、相続税の支払い対象者が改正前の2倍近くにまで広がったと言われています。他人事ではないかも知れない相続税。最低限の基礎知識を身につけ今から計画を立てることで、相続税を限りなく抑えることが可能となります。

相続税の計算方法は?どれくらいかかるの?

相続する対象の人は、相続する遺産総額が一定額を超えていると、申告して納税する義務が生じます。その規定となる「一定額」の計算方法として次の式があります。

「3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の人数」

となります。上記計算式は「遺産総額にかかる基礎控除額」となり、これより多い部分の金額について税率がかけられ、納税の義務が発生します。

相続税はいつまでに支払うの?

相続の申告は、相続の開始があったことを知った翌日から10か月以内という規定となります。遺産を相続する場合、現金や不動産などの資産について計算をしますが、これを亡くなる前に事前に調査をすることで一定額を把握し、状況を整理し節税の対策をすることが可能となります。

節税ってどんなものがあるの?

相続税に関する節税方法は様々なスキームがあります。代表的なところでは、アパートの購入、生命保険、110万円の贈与基礎控除の活用、住宅購入資金の贈与、教育資金の贈与などがあります。これらより現金資産などの分散を図り死後の家族への負担を大きく図ることが可能となります。

早めの相続対策を!

このように、相続税は難解なものではなく、比較的簡単に計算することが可能です。また、早めに対策をとることによって大幅な節税が可能となる税金です。資産が多い方はもちろんのこと、現金がなくても土地や家などを所有されている方は、一度計算し、それを家族と共有することが大切となります。残された家族に迷惑がかからないよう整理しておく必要があります。

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