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» 癌と診断されるだけで残りの住宅ローンが無くなる!?

 
今や2人に一人がなるとされている“癌”。日本人の死因ナンバーワンとも言われている癌ですが、住宅ローンを抱えながら、癌と診断されてしまった場合、いったいどうすればいいのでしょうか?

今回は、特に“癌”にスポットを当てて、住宅ローンの返済保証として加入する「団体信用生命保険」についてお話していきたいと思います。
 
 

「団体信用生命保険」通称「団信」とは?

団信とは、通常、住宅ローンを組む時に加入することが義務付けられている生命保険のことです。債務者が住宅ローン返済中に死亡してしまうなど、万が一のことが起こった場合に、残りの住宅ローンを支払わなくてもいいので、残されたご家族に負担がかからない保険となっています。
 
多くの金融機関で、この団信が自動的に付帯することになっていますので、どこの団信でも大きな差が出ることはありません。ただし、一部の民間金融機関や住宅金融支援機構の「フラット35」などでは、団信への加入が任意となっているため、別途保険料を支払い、ご自身で加入するようになっています。
 
 

大疾病保障付きの団信


団信の中には、通常の住宅ローン金利に少し上乗せすることなどで加入できる「3大疾病保障付団信」「7大疾病保障付団信」「8大疾病保障付団信」など、死亡以外で残りの住宅ローンの支払いが困難になった場合にも、その返済が保証されているものがあります。金融機関によっては、通常の団信と同じく無料で加入できるものもあるので、金融機関を選ぶ際のポイントとしても押さえておきたいところです。
 
 

大疾病保障付団信の種類信

大疾病保障付団信は、上記でも述べたように、銀行によって様々な違いがあります。これは、大雑把にいうと2つのタイプに分けられます。
 
①“癌”と診断され、1年以上入院が継続、もしくは、いかなる業務を従事することも困難だと判断された場合に、保険金が支払われ、残りの住宅ローンの支払いが免除されるタイプ。
 
②“癌”と診断されただけで保険金が支払われ、残りの住宅ローンの支払いも免除されるタイプ。
 
以上の2タイプです。
①の「いかなる業務を従事することも困難」とは、通常の業務に従事することが出来なくとも、事務などができると判断された場合には、保険金の支払いの対象にはなりません。それに比べて、②のタイプであれば“癌”と診断されるだけで保険金が支払われるのですから、どちらの方が債務者にとって有利なのかは一目瞭然ですね。
 
このように、一口に「大疾病保障付団信」といっても、その保証内容は銀行によって様々です。銀行を選ぶ際には、この辺の見極めも必要となってくるといえるでしょう。
 
 

見極める方法は?

それでは、どのようにして、検討している銀行の「大疾病保障付団信」がどちらのグループか見極めればいいのでしょうか?


まずは、保険料の支払い方法です。保険料が無料の場合や、毎月保険料を別途支払う方式にしている場合のほとんどは、①のタイプの団信だと判断していいでしょう。金利に上乗せする方式が、②のタイプの保険料の支払い方法として多く設定されています。
 
金額としては、3,000万円の住宅ローンを組んだ場合で、月々3,459円~4,162円ほどですが、“癌”の保証だけに特化することで、その金額を減額することのできる金融機関もありますし、①か②か、どちらのタイプの団信にするか選べる場合もあります。また、「大疾病保障付団信」自体をそもそも取り扱っていないという銀行もあります。
 
この他にも、団信の種類によって様々な保証内容のものがありますので、しっかりと見極めて、ご自身にあった最適の団信を選択していきたいものです。また、日本における死因第一位とされている“癌”に対しても、しっかりとした備えをしておきたいですね。
 
 

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