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住宅コラム73 建売住宅か、土地を購入しての家づくりか?

憧れのマイホーム購入を考えたときに、あなたなら建売か、土地を購入しての家づくりか、どちらにしようと考えますか。もちろん、物件を探しながら決める方もいるでしょう。今回は、それぞれの違いについて比較しながら、同じ一戸建て購入での違いをご紹介したいと思います。

建売住宅と土地購入からの住宅の違いは?


まず、入居までにかかる期間が違います。
入居までの期間が短くて済むのは、建売住宅で完成済みの物件といえるでしょう。売買契約やローンの手続きが終ると引き渡しとなるため、完成済み物件の場合なら、契約から1カ月程度での入居も可能かもしれません。

土地・建築コストなどかかるお金の違い

建売住宅の場合では土地と建物の金額を合わせて販売しているため、価格がはっきりしています。また、複数の戸建てを同じ仕様で建てることも多いため、同じ住宅を注文住宅で建てるよりは割安にできるといえるでしょう。
予算に合わせてコストを調整することができるのは注文住宅です。プランを立てている間に予算オーバーとなれば、お金をかけるところを検討し直すことができます。また、建築条件付き土地では、土地が周辺相場よりも価格が抑えられていることが多いため、全体のコストを下げられる可能もあるでしょう。

契約内容での違いは?

建売住宅を購入する場合は土地と建物はセットとなり、売主と「売買契約」を結ぶことになります。ですが、土地を買って注文住宅を建てる場合には、まずは土地の売主と「売買契約」を結び、家を建ててもらう施工会社と「建設工事請負契約」を結ぶため、土地と建物のそれぞれと契約することになります。

資金計画での違いは?

建売住宅では、土地と建物は一括で購入することになるため、住宅ローンでまとめて資金を借りることができます。逆に注文住宅の場合には、はじめに土地を購入する資金が必要となり、建築資金も契約時の手付金、着工金、中間金、引き渡し時の残金と数回に分けて支払うのが一般的となっています。つまり、土地分と建物分での分かれたローンになるため、いつどんな支払いがあるかなど、事前に施工会社や土地の仲介会社と早めに打ち合わせをする必要があります。

建売住宅の良い点

建売住宅は実際に目で見て確認できるところが何よりもメリットです。特に完成済みの建売住宅では、完成している住宅を見て、間取りや内装、風通しや日当たりなどを確認しながら購入することができます。

未完成の状態で販売されている建売住宅の場合


工事の施工過程が丁寧に行われているかなどが確認できる安心感はありますが、完成後の建物については、間取図や完成予想図などから想像しなければなりません。イメージと大きく違うということがないように、モデルハウスなどがあれば見学に出向いて確認してみるのがよいでしょう。

住宅の購入は人生において何度もあるわけではありません。少しでもご希望に近づけるよう、積極的に物件を見学したり、情報収集をされたりしてからの購入がよいでしょう。また、資金計画なども重要になってきますので、専門家からのアドバイスも受けながら、よりご自分に合った住宅を探してみてはいかがでしょうか。

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