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住宅コラム57 不動産購入における疑問 ~審査~

不動産購入の契約後に銀行の審査が通らない場合も

不動産購入について考えると、分からないことや疑問に思うことはたくさんあります。その中でも、契約や解除について心配されている方も多いのではないでしょうか。今回は、住宅を購入したいと考えたときについてみていきましょう。
住宅を購入するときには、住宅ローンを組まれる方がほとんどです。住宅ローンを考える中で、誰でも心配されることとしては、審査が通るかということがあります。
今回は、契約を結んでしまった後、銀行の審査に通らなかった方の例を使って、契約について説明したいと思います。

★ 契約後、審査が通らなかった場合にはどうなるのでしょうか。

住宅ローンを利用して住宅を購入することが前提の売買契約であれば、契約書に「ローン特約」と呼ばれる契約条項が記載されています。
ローン特約とは、売買契約を締結した後であっても、予定していた条件で住宅ローンを借りることができなければ、売買契約を解除できるというものです。この場合、支払った手付金も返還されます。

** ポイント ***

住宅ローンを利用して住まいを購入する場合は、

・契約書にローン特約の条項があるか。
・その内容が具体的に記載されているか。

上記についてしっかりと確認しましょう。なお、買い主に住宅ローンの手続きを怠るなどの落ち度があった場合は、ローン特約があっても契約を解除できない可能性がありますので注意が必要です。

ローン特約に関してのご相談も受け付けております

今回ご紹介したのは、ローン特約というものです。住宅を購入する際に、住宅ローンの返済金額だけにとらわれてはいけません。銀行の審査を通されるのであれば、今回のローン特約を確認することは、買い主にとってとても重要なことになるでしょう。ゆっくりと時間をかけながら、不安や心配事などを1つ1つ解決してからの契約を心かけるようにされるといいかと思います。

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