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住宅ローンと保険の関係

住宅ローンを組む際には、様々な保険がかかわってきます。住宅は決して小さな買い物ではないため、もしもの時の保険が必要となってくるのです。ここでは、そんな保険について少しご説明していきます。
 
 

団体信用生命保険とは?

住宅ローンを組む際の大きな保険として、「団体信用生命保険」というものがあります。これは、住宅ローンを残して、借主の方が病気や事故などでなくなってしまったとしても、残りの金額が保障されているという保険制度です。
 
自動付帯となっているので、特別な保険料も必要なく、3,500万円の住宅ローンを組めば、自動的に3,500万円の死亡保険に入ることになっていますので、万が一のことがあったとしても、残されたご家族に負担がかかることはありません
 
この保険のいいところは、通常の生命保険とは違い、年齢や性別に左右されないという点にあります。小さな保険料で大きな保障が得られるというわけです。
 
ただ一つ注意しなければいけないのは、ローン残高が少なくなることに比例して、その保証額も小さくなるという点です。あくまでも、住宅の価格のみの保証となっているので、無駄のない保険だとはいえると思いますが、ローンを払い終えればその保証もなくなってしまうことを考えると、個人でも最低限の保険に入っておくことは必須かと思われます。
 
ただ、やはり大変大きな保障とはなっていますので、現在高額の生命保険に加入している場合は、その一部を解約して、子供の学資保険に充てたり、病気の際の入院保障を手厚くしたりするなど、その他の資金に充てることを考えてもいいかもしれませんね。
 
ちなみに、フラット35ではこの「団体信用生命保険」への加入は必須ではありません
 
 

7大疾病補償保険

銀行によっては「7大疾病補償保険」といって、死亡だけではなく、癌などで入院した場合にも、30日間は免責となり、それ以後入院が継続したとしても、最大1年間は毎月の返済が補償されているものがあります。さらに、1年後入院が継続しているなど、社会復帰が難しいと判断された場合、残りの住宅ローンを支払わなくてもよいという優れた保険なのです。
 
また、癌と診断されるだけで、その後の支払いがなくなる保険を付与できる銀行もあります。
 
このような手厚い保険は、銀行によって様々ですが、金利が上乗せされることや、別途保険料の支払いが発生する場合もありますが、保険料を全額銀行で負担してくれるものもありますので、銀行を選択する際は、金利の利率だけではなく、このような補償の有無の確認も重要となってきます。
 
 

住宅ローンに精通したFPに相談しよう

これらの住宅ローンと保険の関係については、保険会社のFPは、それほど詳しくないことがほとんどです。ご自身の保険の見直しだけであれば、保険を専門に取り扱う代理店でご相談することができますが、保険のことも加味して銀行を選択しようと考える場合には、住宅ローンに精通したFPに相談することが必要となってきます。
 
不動産会社に所属しているFPなら、保険と住宅ローン、2つに精通した相談をすることができるので、ご自身にあった住宅ローンとその保険を選択することが可能となるのです。
 
 

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