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住宅コラム42 不動産購入後の住宅ローン

皆さんが住宅を購入した後にも日々の生活は続きます。購入時には、しっかりとしたライフプランを立て、今後の生活のバランスが崩れないようにしなければなりません。
今回は、住宅購入後の住宅ローンについての変化に悩まれた1例をご紹介したいと思います。

Kさんは、住宅を購入する際、金利の低い3年間の固定期間選択型の住宅ローンを組みました。ところが4年目に同じローンを選択すると、金利が変わり、返済額が大幅に増えてしまうと言われたそうです。もちろん、金利が変われば、住宅ローンが増える可能性は分かっていましたが、自分で考えていた以上の増額と、お子さんが幼稚園に上がる時期とが重なり、住宅ローンの変化は生活の不安になったそうです。

 

では、そんな不安を将来抱えないようにするためには、どうすればいいのでしょうか。

 

やはり、住宅ローンの返済期間は長期間を有しますので、借り入れに際しては、将来の金利の変動も考慮して商品を選ぶ方がよいでしょう。

例えば、借り入れの時点で、完済までの金利が固定されている完全固定金利型を選んだ場合には、借り入れ当初の金利は高めかもしれませんが、その後は、たとえ金利が上がっても、毎月の返済額が変わることはありません。

固定期間選択型の住宅ローンでは、2年間、3年間など一定期間は金利が固定されていますが、その期間が終わると、その時点における金利が適用され、返済額が見直されます。そのため、固定期間終了時点の金利が大幅に上昇していれば、返済額も大幅に増えてしまう可能性があるのです。もちろん、金利が上がっていない場合もあるので、将来の金利が見えづらいともいえるでしょう。

もし、このような金利変動の影響を避けたいと考えた場合には、固定期間終了時の金利の見直しで、固定期間の長いものを選ぶ方法も考えられます。また、別の金融機関で、完全固定金利型の住宅ローンに借り換える方法もあるでしょう。その場合には新たに諸費用が必要となりますので、金融機関にてよく相談されてみてください。

住宅ローンの借り入れ、借り換えに当たっては、当初の返済額だけではなく、5年後、10年後の金利と返済額がどのように変化する可能性があるのかまでもきちんと検討し、将来の収入見通しなどと合わせながら、住宅ローンの返済計画を決めることが大切でしょう。

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