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住宅コラム41 住宅購入後の変化 ~社内融資~

住宅の購入というのは、生活の一部でもあります。そして、住宅ローンを長期間にて返済される方も多いのではないでしょうか。返済されている間にご家族の生活の変化や環境によって、悩まれる方も少なくありません。そうした変化にも慌てないよう、住宅ローンへの知識をきちんと持ち、将来の生活でも不安がないように確認しておきたいものです。
今回は1つ例をご紹介してみようと思います。

 

** 社内融資 ***

 

Tさんは、勤務先の社内融資を利用して住宅ローンを組み住宅を購入しました。しばらくして、今後の生活を考えて転職をしようと退職の手続きを進めていたところ、会社から社内融資を一括返済するよう伝えられました。社内融資は、退職時に全額返済するのが原則だったのです。Tさんは、借り入れの際の説明をきちんと覚えておらず、一括返済のことを知って慌ててしまいました。

金利が低く、担保が不要などのメリットがあるのが社内融資です。多くの会社では原則として、退職時に一括返済することになっていることがほとんどです。
貯蓄など自己資金で全額返済が難しい場合には、銀行などの金融機関で借り換えできないかどうか検討しなくてはならないでしょう。
銀行などの住宅ローンでは、一定の勤続年数を融資条件にしていることも多いので、転職直後では融資を受けられない場合もあります。ですが、審査基準などは金融機関によって違いますので、ひとつの銀行で審査が通らなくても、複数の金融機関に相談されるのがよいでしょう。

住宅を購入された方の中にも、住宅購入時と生活の状況が変化している方もいらっしゃるでしょう。もし、社内融資を検討されているのであれば、退職時の扱いを事前に確認することが大切でしょう。また、転職の可能性も視野に入れ、もし転職をしようと決断されたときは、社内融資を早めに銀行ローンなどに借り換えておくなどの対応が必要でしょう。

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