住宅コラム26 住居先での地域情報
みなさんは、引っ越し先を決めるときにどのようなことを気にされますか。安全、快適な暮らしを送るためには、住もうとしている街がどのような街なのかなど、あらかじめ調べておくことは必要です。
また、その方法としては、実際に現地を見たり、歩いたりして確認することができます。その他にも、
インターネットなどで情報を収集するという方法もあります。
** 現地にて ***
・駅から現地まで歩いてみたときの所要時間
・駅から現地までの経路に死角となる場所がないかなど防犯を意識する
・スーパーや商店街の場所や営業時間など生活の便利さ
・学校や公園、病院、図書館、その他施設の場所
・周囲に騒音や臭い、振動などの原因になる施設などの有無
** インターネットにて ***
・自治体によって異なる住宅関連助成、子育て支援、その他行政サービス
・災害が起きた時に危険な場所や避難場所など
・犯罪の発生状況や危険な地域など
自然災害では、住宅倒壊などの大きな被害につながることもあります。
また、国や各自治体などが災害時の被害を予測して、危険な地域などをまとめた資料や地図なども
あります。
** ハザードマップ ***
ハザードマップとは各種自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図上に示したものです。
★洪水ハザードマップでは河川周辺の水害に注意
河川周辺は他の地域よりも水害が発生しやすいので、各市区町村が市街地内にある河川周辺地の被害想定を行っています。
★海辺近くに住んでいる場合は高潮、津波など
洪水だけでなく、高潮、津波などについてのハザードマップを作成している市区町村一覧も見ることができます。高潮、津波は海辺で地震その他の災害に伴って起きる可能性が高いですので、海辺の近くでは、高潮、津波などについて確認されるとよいでしょう。
★避難所などの情報
災害に関する自治体からの警告や注意などの情報発信の方法、避難場所や災害に備えて用意すべきものなどの情報も掲載されています。近くの避難所や警告での対処方法など、危険を回避する方法についても確認をしておきましょう。
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