税については専門的な知識も必要なこともあり、よくわからないからと避けている方も多いのではないでしょうか。ですが、税金の控除などを知ることで、お得なことも意外とあります。今回は、そもそも申告とは何かについてご紹介したいと思います。
 
 

確定申告とは？

申告には所得税の申告納税と、納めすぎた所得税を還付してもらうための還付申告があります。この還付申告の１つに住宅ローン控除があります。この住宅ローン控除には、確定申告が必要です。住宅ローン控除を受けるための手続きとしては年末調整ではできないため、自分で税務署に確定申告する必要があります。
 
会社から給与所得がある方は、会社が税金を給与から毎月天引きし、税務署に納めています。毎月の給与からの概算額で税金を払っているため、年末に過不足を調整します。これが「年末調整」です。年末調整を行っているため会社員は通常、確定申告をしなくて良いのです。
 
確定申告では、１年間（1月1日～12月31日）に所得のあった人が所得税額を「申告納税」し、また納め過ぎた所得税を「還付申告」する税務処理を、原則翌年の2月16日～3月15日に行います。
 
つまり、会社員の方は年末調整をすることもあり申告にはピンとこない方も多いかと思いますが、住宅ローン控除を受けるために動かなくてはなりません。また、医療費控除の手続きもその１つです。しっかり知識をつけることで、ご自身のお金を大切にすることにもつながります。苦手意識を持たず調べてみることをお勧めいたします。

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