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住宅コラム8 自己資金を貯めてから購入するかどうか?

今から頭金を貯める場合、実際の購入は数年先となります。数年後の金利が上昇していれば、さらに負担増となるケースもでてきます。今回は、自己資金や頭金などについて考えてみましょう。
 
住宅を購入する際の自己資金は、「諸経費」と「頭金」です。この「自己資金」の貯め方にはどんな方法があるでしょうか。用途や時期が明確に決まっている資金は、自動積立定期(銀行)や自動積立定額貯金(ゆうちょ銀行)など、元本割れのない安全な金融商品を選択し、コツコツと積み立てていくことがいいかもしれません。
 
また、勤務先に財形貯蓄の仕組みがある場合には、「住宅財形貯蓄」を活用する方法もよいでしょう。 住宅財形貯蓄は、貯めたお金を住宅取得のために使う場合、一定の金額までは利息に税金がかからない優遇があります。積み立て方法は、「給与天引き」が効果的です。
自己資金を上手に蓄えるには、住宅の購入時期と貯蓄目標額、毎月の積立額を決め、なるべく早く始めることが重要です。
 
 

金利の動向

「これから貯蓄をして自己資金を蓄える、それとも頭金は少なくてもいいから今住宅を購入するかの判断には、次の2つのことに注意が必要です。
 
★マンション価格の動向
自己資金を蓄えている間にマンションの価格が上がってしまうと、住宅ローンの借入額が思ったより増えて、毎月の返済負担が重くなります。
 
★住宅ローン金利の動向
例えば、今から2年間で頭金を200万円貯めて住宅を購入するときに、住宅ローン金利が今よりも0.5%上がっていた場合と1%上がっていた場合の、総支払額を考えてみるのもよいでしょう。
 
 
住宅ローン金利が上昇してからの購入は、頭金を増やして借入額を減らしたにも関わらず、総支払額が増えてしまうことがあります。また、頭金を貯めている間も、賃貸住宅での家賃負担がかかります。さらに、住宅ローンの契約が遅くなるため、完済年齢もその分遅くなってしまいます。
住宅購入にはタイミングも大切なのかもしれません。

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